下記は、京セラ・第二電電(現 KDDI)創業者で、日本航空名誉会長の稲盛和夫氏が提唱している「成功の方程式」です。

  人生の結果=考え方×熱意×能力

 上記の「成功の方程式」について、稲盛氏はその著書『成功への情熱』(PHP研究所)の中で次のように記しています。
 「能力」は健全な肉体や、才能、持って生まれた適正などを指し、先天的なものです。
 「熱意」はどうしてもこうありたいという強い思いであり、自分自身で決めることができます。
 このふたつは0点から100点の間で評価され掛け合わされます。
 飛びぬけた才能がなくても、自分の欠点を知っていて、それを補うために誰よりも情熱を燃やして一生懸命努力する人は、生まれながらの才能に恵まれ、それを鼻にかけてたいした努力をしない人より、大きなことを成し遂げることができるのです。
 さらに3番目の要素「考え方」は、どういう心構えで人生を送り、仕事をするかということで、マイナス100点からプラス100点の幅で点数がつけられます。
 嫉妬、恨み、憎しみという否定的な感情にとらわれると、その心構えがマイナスになり、その結果人生もまたマイナスになります。逆に、前向きで素直な考え方を持っている人は、素晴らしい人生を送ることができ、成功することでしょう。

 1番大事なのは「考え方」で、次に「熱意」、最後に「能力」になります。
 3つの要素が足し算ではなく掛け算で表されているところがポイントです。
 前向きの姿勢で熱意に満ちた努力を重ねれば、たとえ才能に恵まれなくても素晴らしい人生を送ることができることが示唆されています。