この度は、姫路創業支援協会が運営する「姫路起業情報室」サイトをご訪問いただき、どうもありがとうございます。今このサイトをご覧になっているのは、いずれは自分で何らかの事業・ビジネスを始めたいと考えている方々だと思います。

 姫路創業支援協会は、姫路における起業家の育成に携わっており、とりわけ「自分らしさを実現する」「本当になりたい自分になる」ため、起業にチャレンジする方々のナビゲーターとして、また、「起業家の知恵袋」として微力ながらその実現のお力になりたいと思っています。

 さて近年では、国をはじめ、兵庫県や姫路市でも創業の支援にかなり力を入れています。
 実際に商工会議所や商工会などで開催されている「創業塾」に参加される人も多く、起業への興味・関心はかなり高まってきているように感じます。

 とりわけ、平成18年(2006年)5月1日から施行された「会社法」により、これまでの最低資本金制度が撤廃され、資本金が1円からでも株式会社の設立ができるようになったことが、起業の裾野を大きく広げたと思います。

 以前は、まず個人事業でスタートし、数年後に業績が上がれば法人化するケースが多く見られましたが、近年では株式会社という法人形態で起業しやすい環境が整ったことにより、最初から株式会社でスタートするケースが増えています。

 そして、法人税法の改正により、法人税率が引き下げられることになれば、累進課税(利益が増えるに従って税率が高くなる方式)の個人事業よりも株式会社という形態を選択する起業家はさらに増えることが予想されます。

 しかし、いざ独立・開業するとなると、株式会社で起業するか、個人事業で起業するかで迷われる方は多いのではないかと思います。因みに今は、株式会社よりも設立・運営が手軽にできる「合同会社」という選択肢もあります。

 当サイトでは、法人(営利法人)の種類(形態)、その代表格である株式会社と個人事業の違いや各々のメリット・デメリットについての解説、そして、個人で開業したときや法人を設立したときの申請・届出手続き、さらに、創業時に利用できる融資制度の紹介、ホームページの開設、帳簿のつけ方など、新規開業のために必要とされる情報を満載していますので、お役に立てていただければ嬉しく思います。

 また、起業したビジネスを軌道に乗せ、継続・発展させていくには、経営戦略やマーケティングに関する知識も不可欠です。そこで、経営者に求められる知識(考え方)が身につくおすすめのビジネス教材や書籍をご紹介していますので、ご参考にしていただければ幸いです。

創業前のワンポイントアドバイス

 創業前に一度、あなたのやりたいビジネスを「6W3H」で考えてみることを是非お勧めします!

①Who:誰が(自分)
 創業者自身の能力(知識・技能・適性・経験・ネットワーク等)の棚卸を行います。
 自分の強みが最も発揮できるビジネス(業界)で起業することが成功率を高めます。

②What:何を(商品)
 どんな商品を取り扱うか、重点を置く商品や取り扱う商品の範囲(幅)について考えます。
 また、商品のコンセプトや見込客が利用されるシチュエーションなどについても考えます。
 ※商品:有形の商品・有料のサービス・技術・情報・権利などの「売りモノ」

③Whom:誰に(見込客)
 誰に販売するか、ターゲット(対象)となる客層・業界について絞り込んで考えます。
 ※見込客:自社・自店の商品を購入する可能性がある人(個人・法人)

④Where:どこで(場所)
 訪問型の営業を行う場合は、訪問する重点地域と最大範囲について考えます。
 店舗型の営業を行う場合は、出店する場所の商圏と競合について調査します。
 媒体販売(通販等)の場合は、媒体及び見込客への告知について研究します。

⑤When:いつまでに(期限)
 いつまでに目標の売上や客数などを達成するか目標達成期限について考えます。
 また、もしも事業が軌道に乗らなかった場合の撤退時期についても考えます。

⑥Why:何のために(理由)
 事業を行う理由(目的)や事業を通して実現したいことは何かについて考えます。
 また、見込客が自社の商品を使用することで得られるメリットについて考えます。

⑦How To:どうやって(集客・販売方法)
 見込客にどうやって告知し、集客するか、広告宣伝の媒体などについて考えます。
 次に、集めた見込客にどうやって商品を販売するか、その方法について考えます。
 そして、見込客から得意客に育てる仕組みをどうやって作るかについて考えます。

⑧How Much:いくらで(予算・販売価格)
 事業を行うために必要な資金はいくらか、そして、経費の配分について考えます。
 また、自己資金で全てを賄えない場合は、不足分をどう補うかについて考えます。
 そして、見込客に提供する商品の販売価格の設定(値決め)についてを考えます。

⑨How Many:何人で(人員)
 事業を行うために必要な人員は何人か、そして、各人の役割や配置について考えます。
 また、従業員を雇う場合は、募集・教育・訓練はどのように行うかについて考えます。