お客には次の3つの購入基準があり、その基準に従いどこから商品を買うべきかを考えます。
1.商品価値
①高品質
一部の人は最も品質(機能)や精度などが高いものに価値を感じる(高くても求める)。
⇒競合よりも品質(機能・精度)を高める。
②高級感
一部の人は高級感のあるものやラグジュアリーな空間・もてなしなどに価値を感じる。
⇒競合よりも高級感を演出する。
③見た目
一部の人は見た目(デザインなど)の良さや高級感に価値を感じる(高くても求める)。
⇒競合よりも外見を魅力的(高級)に演出する。
④新しさ
一部の人は新しい(最新・新鮮・○○初)ということに価値を感じる(高くても求める)。
⇒競合よりも新しい商品(鮮度の高い)ものを提供する。
⑤知名度
一部の人は知名度の高いもの(ブランド・ステイタスシンボルなど)に価値を感じる。
⇒競合よりも知名度・ブランド力を高める。
2.買い易さ
①低価格
多くの人は同じものなら、少しでも安い価格で売っているところから買いたいと思う。
⇒競合よりも販売価格を下げる。
②お得感
多くの人は同じものなら、特典や割引などのメリットがあるところから買いたいと思う。
⇒競合よりもお得感を演出する。
③利便性
多くの人は同じものなら、購入時や支払時の負担が軽いところから買いたいと思う。
⇒競合よりも利便性の向上を図る。
3.顧客対応
①好印象
多くの人は同じものなら、印象が良い(好感が持てる)ところから買いたいと思う。
⇒競合よりも顧客接点におけるコミュニケーションを円滑にする。
②柔軟性
多くの人は同じものなら、要望や都合を考慮してくれるところから買いたいと思う。
⇒競合よりも臨機応変で柔軟性のある(融通が利く)対応をする。
③関係性
多くの人は同じものなら、知り合い(知人・知己)がいるところから買いたいと思う。
⇒競合よりも見込客(顧客)と接触頻度を増やして人間関係を築く。